室設計

(1)無響室、半無響室の選択
測定対象物が、大型の機械や車両の場合、床面を吸音することが難しいため半無響室とする場合があります。また、予算や建築的な条件、大型の物も小型な物も測定する場合、床は吸音ユニットを敷き並べるようにして無響室としても使えるようにする場合もあります。
半無響室の場合は、無響室に比べ測定精度がやや落ちますので、可能な限り無響室にすることをお勧めいたします。また、予算の関係上、吸音構造に吸音楔を使用していない簡易無響室もありますが、測定精度が落ちますので見積段階で安い業者には注意が必要です。

 
無響室   半無響室


(2)床仕様の選択
無響室では、床面に吸音構造を設置するため、反射の少ない床が必要です。
現在では、下記3タイプが使用 されています。

1. ピアノ線を格子状に張った床 反射が少なく性能は良い。時々張替えが必要。安全性に難。
2. 丸鋼棒のグレーチング床 現在最も多く採用されています。場合によっては、薄い吸音マットを敷いて使用。安全性はやや難。
エキスパンドメタルグレーチング床 反射が多いため薄い吸音マットを敷いて使用。安全性は大。荷重のある測定物の場合、安全性重視の場合に採用。



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